1967年、メジャーレーベルJerdenより発表の3rd。 ほぼオリジナル曲なのでクソだなんて言いっこナシ! 言ってるのはソニックスのメンバーたちなんですが。 |
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LP(オリジナル) 発売日:1967 発売国:US レーベル:Jerden カタログNo:JRL-7007 |
Produced : Jerry Dennon(except tracks 1&5, Etiquette Productions) Engineered : Kearney Barton/Larry Levine Masterd : Bob Lrwin at Sundazed Studios, Coxsackie, NY Project Managers : Tim Livingston, Jayme Pieruzzi Production Coordinator : Stephane Kennedy Package Design : Jeff Smith/Sundazed Music |
1. The Witch (G Roslie)
1st 『HERE ARE THE SONICS』参照。同じテイクで同じ1曲目ってのはどうかと。
新しいレーベルで心機一転、みたいな感じだったんでしょうか。
この時期66年にシングルとして再販されています。
2. You Got Your Head On Backwards
(G Roslie - A Parypa - L Parypa - R Lind)
オリジナル曲。66年シングル「Love Lights」のB面に収録されました。
クレジットにメンバー勢ぞろい(ボブ・ベネット退け者)。セッションから生まれたんでしょうか?
これまでのオリジナル曲に比べ、かなり本格的なブルースっぽさを感じます。カバーかと思うくらい。
3. I'm A Man (Ellas Mcdaniel)
オリジナルはマディ・ウォーターズ。
ヤードバーズをはじめザ・フー、ドクター・フィールグッド、リメインズそしてルースターズもカバーしています。
さすがにこのメンツと比べると強烈とは言い難いかな・・・
4. On The Road Again (John Sebastian)
オリジナルはラヴィン・スプーンフル。
けっこうオリジナルに忠実な感じです。
エアロスミス、Don Nix & Friends、Memphis Jug Bandもカバーしています。
5. Psycho (G Roslie)
こちらも1stに収録されている代表曲。同じテイクです。
この時期67年にシングルとして再販されています。
6. Love Lights (G Roslie)
オリジナル曲。66年にシングルとしてリリース。
はじめ自分の耳を疑ったくらいバラード。
今ではガレージ・ロックの代名詞ですが、元々ガレージを目指したグループではないんですよねぇ。
7. I'm Going Home (G Roslie)
オリジナル曲。この後のソニックスの方向を思わせる、ちょっとサイケな感じの曲。
8. High Time (G Roslie - A Parypa)
オリジナル曲。ジェリーとアンディの協作。
いかにもソニックスらしい曲なんですが、音も軽いしヴォーカルもおとなしめ。
5曲目「サイコ!」と比べてみれば明らか。せっかくカッコイイ曲なんですが。
9. I'm A Rolling Stone (G Roslie - A Parypa - L Parypa)
オリジナル曲。ジェリー、ラリー、アンディの協作。
ミディアムテンポの曲で、正直あんまり印象に残りません。
10. Like No Other Man (G Roslie)
オリジナル曲。66年シングル「Love Lights」「The Witch(再販)」のB面として発表。
そういえばソニックスの好きな点のひとつ、サックスが全然入ってません。この曲、いかにも合うと思うんだけど。 そのかわりギターがかなり前面に出ています。カッコイイけどなんか普通というか。
11. Maintaining My Cool (G Roslie)
オリジナル曲。67年シングル「Psycho(再販)」のB面として発表。
こののち『MAINTAINING MY COOL』というアルバムタイトルで再販したことからわかるとおり、 かなりカッコイイ曲です。これまでのソニックスとは一風違った感じもします。
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