HERE ARE THE SONICS 1965年発表のデビューアルバム。 ソニックス、というかオリジナル・ガレージを聴きたければ、 とりあえず、とにかくこれです。モノ凄いです。 これをダメだと言う人とは口利きません。
LP（オリジナル) 　　　発売日：1965 　　　発売国：US 　　　レーベル：Etiquette 　　　カタログNo：024	Recordings produced ： Buck Ormsby, Kent Morrill 　Licensed ： Etiquette Productions 　Mastered ： Bob Irwin 　Album design ： John L. Vlahovich 　Layout ： Pete Ciccone/Immaculate Concepts 　Cover photo ： Jini Dellaccio

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1. The Witch　(G Roslie)

オリジナル曲。ソニックスの記念すべきファーストシングル。
「Witch」とは魔女。元々インストのグループだったというのもうなずける、ひたすら印象的なイントロです。セカンドアルバム『BOOM』で別テイクとライブ版が聴けます。
ヘッドコーツのユニット・バンドヘッドコーツ・セクトがカバーしています。

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2. Do You Love Me　(B Gordy Jr.)

モータウン・レーベルの創始者ベリー・ゴーディー 作曲。
オリジナルはコントゥアーズ。映画『永遠のモータウン』で取り上げられてました。
激しい１の後こういうポップな曲が来るとたまりません。ジェリーは絶叫してますが。
キングスメン、デイヴ・クラーク・ファイブもカバーしてます。

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3. Roll Over Beethoven　(C Berry)

説明不要、ロックンロールの開祖チャック・ベリーのカバー。
ピアノ、そして手拍子が効いてて、めちゃめちゃノリがいいです。
ビートルズ、アストロノーツ、ジョー・ストラマーがクラッシュの前にやっていたバンド101eresがカバーしています。
日本ではスパイダーズがかなりカッコいいカバーをしています。

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4. Boss Hoss (G Roslie)

オリジナル曲。初めて聴いたときは１，２，３と来て、ここで完全にやられました。
間奏のサックスがまたカッコイイんですよ。

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5. Dirty Robber　(K Morrill - J Greek)

オリジナルはノースウエストの先輩ウェイラーズ。彼らを抜きにソニックスは語れないってくらい重要なグループ。ほぼ忠実にカバーしている印象です。
他にマミーズもカバーしているようです。

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6. Have Love Will Travel　(R Berry)

リチャード・ベリーのカバー。セカンドでは同じくリチャード・ベリーの名曲「Louie Louie」をカバーしています

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7.Psycho　(G Roslie)

代表曲中の代表曲。頭から全編ドラムがめちゃめちゃカッコイイ。スワンプラッツがカバーしています。っていうか恐らく多くのグループがカバーしてるでしょう。映画『ボブ・クレイン』で流れてました。

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8. Money　(J Bradford - B Gordy Jr.)

２と同じくベリー・ゴーディ Jr.作曲。
「アハハハン」って言ってたかと思ったらいきなり「ウアァァァァ！」って絶叫。
ビートルズ、キングスメンゴールデン・カップス、村八分、ミルクシェイクスもカバーしています。

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9. Walkin' The Dog　(R Thomas)

オリジナルはルーファス・トーマス。ストーンズのファーストの最後の曲としても有名。他にドクター・フィールグッド。となるともちろんルースターズもカバーしてます。
他にキングスメン、リメインズもカバーしており、ソニックスバージョンはキングスメンのものにかなり近いようです。「カモン！カモン！カウボーイ！」みたいなセリフが入ってて反則でカッコイイ。

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10. Night Time Is The Right Time　(L Carr - R Sykes)

この曲はブルース色がかなり強いです。ガレージパンク聴きたい人は「あれ？」って思うでしょう。ラリーとアンディはこの曲が一番好きらしいです。

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11. Strychnine　(G Roslie)

オリジナル曲。個人的には一番好きな曲です。サビで鳥肌が立ちました。フェードアウトするのはちょっと惜しい。「Strychnine」ってのは興奮剤らしい。歌詞の内容は「とにかくおクスリ大好き！」。ヘッドコーツ・セクトがカバーしています

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12. Good Golly Miss Molly　(R #000000well - J Marascalco)

ロックン・ロールの始祖、リトル・リチャードのカバー。声の裏返りはないけどかなり激しくなってます。演奏も歌もこなれてる感じがします。アストロノーツ、日本ではニートビーツがカバーしています。