3rd以降の、Jerdenレーベルに残された音源集。実質4thみたいなもんでしょう。ファンが期待している「サイコッ!ワォ!」とはほど遠い別世界なものばかりですが、これはこれで。 作詞作曲クレジットがなく、オリジナルかカバーか僕には判断不能。メンバーも曲により違うようです。 |
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発売日: 1998年04月08日 発売国: USA レーベル: Jerden カタログNo: 7009 |
Produced : Jerry Dennon Recording engineers : Kearney Barton, Larry Levine, Mike Leary, Rick Keefer Editing Engineer : Kearney Barton Editing and pre-mastering : Bob Wikstrom Design : Art Chantry Photographs : Jini Dellaccio |
1. Anyway The Blows (Pt.1)
オリジナルメンバーでのレコーディングはこの時期までだったようです。恐らくオリジナル曲でしょう。シングル発売され、ちょっとしたヒットになったようです。これまでのソニックスとは明らかに違うサイケなフォーク調のナンバー。
2. Anyway The Blows (Pt.2)
同じ曲を連続で入れられるのって、なんか嫌ですよね。最後にしてくれればいいのに。イントロをはじめ30秒ほどこちらの方が長いです。
3. Loveitis
これもサイケな感じですが、ロック調でなかなかカッコイイです。ボーカルはどうも変わっているような。女性っぽいコーラスも入ります。
4. Always Love Her
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドかと思ってしまいました。
5. Lost Love
シングル「Anyway The Blows」のB面で、オリジナルメンバーによるもの。これまでのソニックスの雰囲気があります。モロにパワーダウンしてますが。
6. Good Hard Rock
インスト曲。このアルバム中で一番、ソニックスらしい曲。というのもなんだか。特に初期音源集『THE SAVAGE YOUNG SONICS』っぽい。
7. Onece Again
これまたヴェルヴェッツっぽいサイケなバラード。僕の音楽の引出しはこんなもんです。
8. I'll Stay With You
続いてまたサイケなバラード。もはやこれまでのソニックスの面影は微塵もなし。ボーカルはジェリーではないでしょう、さすがに。
9. I'm Right
よく聴くとソニックスっぽい、ブルースの影響も感じられる曲なんですが、演奏とボーカルでここまで違うか、と思わされます。でもいい曲ですこれ。
10. Only She Would Do
この曲はもう普通にポップな曲。ロックもサイケも関係ナシ。モンキーズがやっててもおかしくないくらい。でもこれもすごくいい曲です。
11. Love Lights
G Roslie
『INTRODUCING』にも収録されているバラード。オリジナル曲。
12. Goodbye
1967年「Jim Bredy and The Sonics」名義でシングルリリース。もはや「不良ガレージロック」でもなんでもなく、演歌の世界に来てます。シナトラの「マイウェイ」でも聴いてるような気分に。ボーカル大熱唱。
13. Near My Soul
シングル「Goodbye」のB面で、これも「Jim Bredy and The Sonics」名義。一転、ジャクソン5級のポップな曲。もうなんでもあり。
14. Wake Me, Shake Me
まずタイトルがえらいカッコイイですが、曲もその期待を裏切らずカッコイイです。ホーンが入ってて、ちょっとファンクっぽくもあります。
15. You're In Love
オリジナルなのかカバーなのかわからないですが、もろバラードです。
FIRE & ICE (LP) FIRST AMERICAN FA-7779 1981 US | 2があるならもちろん1もあります。 |
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